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ねがい*ごと

第6章 優しい貴方


優矢side

亜沙美のマンションに着いた。


俺はベランダ側に車でまわり、6階の部屋を見上げる。と、もう夜中の2時だというのに明かりがついていた。

ドクッ

亜沙美が生きているか、心配でならなかった。


大丈夫そうに振る舞っていても、俺にはわかるよ。
全然無理してるって。

亜沙美。

今、お前に見えているものは

一体なんだ……?

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