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ねがい*ごと

第2章 始まり


ピピッ、ピピッ…

はっ……!!?

私は

無事のようだった。


よし…。

思いきって寝室の戸を開ける。
そこはリビングへ続く廊下だ。


夕べ確かに誰かが、私の寝ている部屋へ入ってきたのは間違いない。


玄関の鍵はかかっている。
もしかしてどこかにまだ潜んでいるかも知れない。


私は恐る恐る家の中を点検していった。

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