俺氏、捨て子を拾いました
第3章 貴様のぱんつは何色だ?
………
ジリジリと照りつける日差しを浴びながら私……ふたばは、構わずに道路を一人歩いていました。
辰海さんが、外を出るのは1日最悪1回しか出ないという訳のわからないことを言い出したのでしぶしぶ一人で先程のスーパーへと向かいました。なんですか、その一人一つまでみたいなスーパーの大売り出しみたいな決まり文句は……
でも、お金は2000円も私に渡してくださり、働いていないと聞いたので、こんな大金を渡しても大丈夫なのでしょうかと不安です。
これから一緒に暮らすことになるんですし、節約に努めなければいけないです。
……辰海さん、いい人ですし……行きなりきても拒まないし……
でも、泣いてましたけど……
無理言ったのにちゃんと受け入れてくれましたし……
本当に……よかったです。
私の口が自然と緩む。こんな嬉しい気持ちは久しぶりな気がする。
はやく、ぱんつ買って帰るです!!