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俺氏、捨て子を拾いました

第4章 夜は長いもの




 ついに夜になってしまった。
 いつもは特に気にもせず、俺の時間はこれからだぜと叫び倒すところだが、今日は違う。


「東大さんは今、お仕事されてるんですね!」


「お仕事って言ってもバイトだよ? 今、大学生だし」



 俺が殴られた後、どうやらぱんつと服を買いに行ったらしく、ふたばちゃんは薄いピンク色のパジャマのようなものを着ている。
 そして、危険と判断されたのか霙さんは俺の部屋にギリギリまでいることにしたらしい。



 俺のちんこしゃぶりたいなら早く言えよ。エロゲーで覚えた究極のイマラチオをお披露目してやんよ。



 ちなみに俺はネットサーフィンしてます。ほかにやることないんです。仕方ないよね接し方を知らない一人ぼっちのニートだもの孤高の気高き最強の人類だもの。



 俺はただひたすらにそう言い聞かせていた。




 ちなみに何故、霙さんの部屋にふたばちゃんが行かなかったかというと



『辰海さんが一人ぼっちで可哀想だから行けません!!』



 泣いた。






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