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俺氏、捨て子を拾いました

第7章 みつばじゃないよ、ふたばだよ




 そうこうしているうちに公園に到着しました。ちゃんと覚えてて内心ホッとしてます。
 公園内はこの前は無人だったのに、今日は主婦と言われている人達がベンチで談笑しています。



 また私と同い年ぐらいの子が3人ブランコで遊んでいました。男の子が2人女の子が1人……ですかね?
 ただ、ブランコは2つしかないので1人は羨ましそうに少し離れて2人の光景を見ている状態でした。その光景を見ているというのが気の弱そうな男の子。


 後の2人、男の子と女の子は楽しそうにブランコで左右に揺れてます。



 むむ〜弱肉強食の世界を見せつけられた気分ですね。

 

 っと……私まで弱肉強食に怯えて動けなくなるところでした危ない危ない。
 あの3人が遊んでるブランコは諦めて私は砂場遊びをするとします。



 私は早速砂場に駆け込み、砂を触りました。そうです。辰海さんに泥団子を作って食べてもらいましょう! ふふ!! 胡麻団子と間違えてきっと食べてくれます!!



 えーっとお水はーと



 ……



 ……何やら視線を感じます。



 私は視線を感じる方向、ブランコの方向を向くと



 主婦層含めてみんな私の方を見てました。



 照れます。








 

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