
淫乱なあの子
第3章 ヤンデレ幼馴染
ゆらりと近づいてくる彼にたじろぐ
「ねぇ、みこは痛いのが嫌いだけど…俺は痛いのが好きなの知ってるよね?」
「っや!」
嫌な予感しかしない
逃げようとするが後ろ手に手錠をされてるせいで逃げようにも逃げられない
「あ、でも正確には痛がって悶えるみこの顔を見るのが好きなんだけど」
「や、めて…お願い…」
「俺が聞きたいお願いはそれじゃないよ?」
遠回しに彼は
ナイフで痛い目を見たくなければ俺にお願いをしろ
と言っている。
あたしだって…普通に濡れた状態で挿れるなら嫌だけどお願いするわよ!
でもどっちを選んだって痛いのは同じじゃない…。それにここでお願いをしたらあたしのプライドがなくなる。
あたしが無言でいると溜め息を漏らした柊が遠慮なくナイフを太ももに当てて切りつけてきた
「…っ…!!」
ツゥと太ももから血が流れる。なぞるように切った傷跡。深くはないが血は溢れてくる。
ズキズキと痛む傷に涙目になる
「これでもお願いしない?じゃあもう1個傷増やしてあげるね」
ペロリと舌舐めずりしながらまたナイフで切ってきた柊は血を見て興奮してるようだった
