テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第1章 第一章

「ふはっ、かわいいですね。」



そういうとムッとしたように西条さんは黙ってしまった。しまった、怒らせたかな?心配になりチラッと西条さんを見ると予想に反してなんとも優しい微笑みがかえってきた。




イケメンがやると心臓に悪いわ。ドキドキいってる。





「て、適当にくつろいでてください。」



どんどん早くなっていく鼓動に気づかれないように俺は必死に平静を装った。







だからだ、後ろの影に気づくことができなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ