腹黒ドS王子の愛する人
第6章 一緒にいたい
「背中痛い。」
「ごめん、葵。」
あの後一緒にお風呂に入りそこでも一発抜かれ、俺はもうヘトヘトだ。
しかも玄関で4回もやったから背中いてーし。
そしてあのお気に入りの白いソファーに西条に後ろから抱きしめられる形で座っている。
「俺、すげー幸せ。」
西条が俺の肩におでこをのせつぶやく。
「なんで?」
「んー、葵に一緒にいたいって言われたから。」
その言葉に顔が赤くなる。
西条はそれを見ると満足そうに笑ってさらに強く抱きしめられた。
「葵、好き........」
「......西条?」
スースーっ
寝てるし。