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腹黒ドS王子の愛する人

第7章 家族

家に帰るとそこには兄ちゃんに返すという袋が置いてあった。





中を覗くと多くの千円札と小銭。






葵は俺のお金を使うのは気が引けるとおにぎり一つしか買えないようなお金しか使っていなかったのだ。







その日から俺たちはワガママを言うこと、ちゃんと甘えることを約束にした。




両親がいないからって葵に寂しい思いをさせたくない。


他の家庭に劣らないちゃんとした、生活をおくらせるんだ。







しかしそれでも葵は極力俺に何も言わなかった。

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