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腹黒ドS王子の愛する人

第8章 好きです

「ふーん。」



そういいながら西条は俺の荷物を持って寝室に入っていく。自然と目が西条を追う。
元々かっこいいやつだけど好きになるともっとかっこ良く見えんだな。




好きと言ったらこいつはどうするかな?
喜んで...くれんのかな...?


先のことを考えて少し幸せになる。







OK、もらえたらいいな。






「そうそう、葵。」




「ん?なんだ?」



「ちょっとさ、買い物付き合ってくれないか?ネクタイピンどっか落としてさ。新しいのほしーんだ。」



あの高そうなやつか!あんなブランド落とすなんて意外にドジだな。




「いいよ。」



特に断る理由もなく、俺はすぐにOKをした。

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