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腹黒ドS王子の愛する人

第8章 好きです

はぁ、何で俺が悪いみたいに......




大体、この後告白しよーと思ってたのにこんなことされたらやばくなんだろうが。
西条のせいだ。



俺は一人で納得するとエプロンを元に戻してハンバーグを作り始めた。






絶対言うんだ、お前が好きだって。









意気込んで冷蔵庫を開けると電話に出たのであろう西条の声が聞こえた。




















「はいもしもし。......あぁ、美和子か!」








え........





「どうした、こんな夜に。あぁ、まじかよ。分かった、あぁ。先方には俺から連絡しとく。あ?電波悪くて美和子の声きこえねー。」





誰だよ、美和子って。

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