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腹黒ドS王子の愛する人

第8章 好きです

そんなはずない、第一あいつは俺のことが好きだって...














最近、好きだって言ってくれなくなった....。




悩んでいた小さな種が大きく膨らんで俺を侵食する。





それって本当に......











俺に飽きた....?








「嘘だろ.....」








信じたくない、ただこれだけのことで。



溢れる気持ちが涙になって止まらなくなる。





「さいじょっ.......」

















声にならない叫びは西条には届かずに部屋に消えた。

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