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腹黒ドS王子の愛する人

第8章 好きです

「どうした。ほっとかれて寂しかったのか?ったく、ガキだなぁ。」





そんな言葉にムッとしてまた頭に伸びて来る手を払って俺は叫んだ。





「ガキ扱いすんな!!!!寂しくなんかねーよ!!!さっさと食えよ!!!」






最低だ、勝手に嫉妬して好きな人に当たって。
さっきまで笑っていた西条もさすがに気を悪くしたのか呆れたような表情を浮かべる。





「何なんだ急に。何を怒ってるんだ?」



「怒ってねぇ......」





「はぁ、まあいい。お前も食え。」





西条のため息に体がピクリと反応する。



迷惑かけた、嫌われた?もう俺のこと.......

















「帰る.....」

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