無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

必死に取り繕って、この人なら仕方が無いって理由つけて俺逃げてる。



「こんなかっこいい子と友達とかきいてないよー！」





そう言って美和子さんが西条を軽く叩く。





本当に、仲良いんだ.......





「うるせーよ。」



西条も軽く笑ってあしらう。






俺に、嫉妬する権利なんてないのに.....






「あっ！やばいやばい早く冷蔵庫入れなきゃ。」




そんな美和子さんの言葉に思考が戻る。





美和子さんと西条の手には袋が握られていた。



「あ！良かったら葵くんも一緒にどうかな？お昼ご飯、私が作ろうと思って買ってきたんだ！」





お昼ご飯？ここで？西条と？







一緒に食べるつもりだった.....？