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腹黒ドS王子の愛する人

第13章 平穏










「へっ.....俺の誕生日?」









そう、今日は俺の誕生日だ。



俺のうぬぼれでなければ西条は今日を祝う為に俺をここに連れてきたということになる。





それに気づいた瞬間顔があつくなっていく。






「この鈍感。」





「そ、そんな言わなくても!!」





うわっ......





なんか、やばい。









「あ、ありがとっ...」







語尾が小さくなったが西条に感謝を伝える。





その言葉に西条が目を見開くとまた優しく笑った。






なんか、こいつ今日優しい....

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