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腹黒ドS王子の愛する人

第13章 平穏

それからの西条は終始ずっと優しくて、俺の調子は狂いっぱなしだった。








「ほら、こっちこい葵。」






そして、とても甘い。






「んっ、ぁ....ふっ....」







西条の舌が何度も俺を翻弄してとかしていく。


なのに肝心なことはしてくれない。
それがどうしても切なくて俺はだらしなく西条を求めて抱きしめる。





「どうした今日、やけに素直だな。」



「うるさっ、ぁんっ...!」








「いいな、浴衣って。どっからでも手が入る。」



そう言うと楽しそうに西条の手が俺の体を滑る。






「まって...!やぁっ」

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