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腹黒ドS王子の愛する人

第13章 平穏

そう言って笑うと西条は俺の体を綺麗にして浴衣を直した。





「料理くるまでどうする?」



「あっ俺自販機でお茶買ってくる!」




分かったと西条は笑って俺の腰に回していた腕を離した。







お茶なんてただの口実だ。
とにかく熱くなったからだをさましたいのだ。




「早く戻ってこいよ。」





この言葉に俺がちゃんと従えばよかった。







そうしたらあんなことにならなかったのに。

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