テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第13章 平穏

西条はなかなか俺と目を合わせない。

「本当はもっと早くお前に伝えるつもりだった。でもどうしても言えなくて。」






「なんで.....?」




自分の父親が社長なんて言いづらかった?


いや、そんなんじゃない。こいつはもっと大事な何かを隠してる。










少しばかりの沈黙が俺たちを包むと、西条は静かに口を開いた。






































「俺は、アメリカにいく。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ