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腹黒ドS王子の愛する人

第14章 再会

反抗して急に動いたからかアルコールがさらに回ってクラクラする。






「うっ......」



「あーあ、もう立ってられませんか?」







寺石の声が遠くで聞こえる。




だめだ、今日は西条の部屋を掃除するのに。







「さいじょっ.....」




「先輩っ......」





































「........たくっ、いつまで立っても心配が絶えない奴だな。」







寺石とは違う、俺のよく知った腕が支える感覚がする。






「わざわざ悪かったな。もうはなしていいぞ?」




「はっ...?なんで、西条終夜がこんなとこに...?」






俺の大好きな声と寺石の困惑した声が聞こえる。





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