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腹黒ドS王子の愛する人

第14章 再会

少し冷えた手が俺のおでこを撫でる。






それがとても心地よくて俺はその手にすり寄った。

そうすると一度動きを止めてまたその手が動き出す。








よく知ってる、この感覚。











紛れもない西条の手。





でもありえない。






あいつはまだ一年間待たないと帰ってこないんだから。























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