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目を覚ますと目に入る見慣れた西条のマンションの天井。






「んっ......」




ゆっくりと体を起こすとパサリと毛布が落ちる。





いつの間にか服も変わっている。しかもサイズがあってないため上だけ着てそれがしたを隠した状態だ。







「誰が....?」



まさか寺石が家に上がったりしないだろうし、じゃあ俺をここに連れてきたのは？服を着替えさせたのは？









ゆっくりと寝室を出てダイニングまで行くとそこには俺専用のマグカップが置いてあった。





しかも中身はココアだ。









ますます謎だ。誰がこんなこと......