テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第16章 番外編

少しだけさみしく思いながらすぐに距離をとって西条から逃げる。



そうすると西条はまだ俺の後ろをついてくる。





「ついてくんなよ!」


「生意気いうなクソガキ。」




西条はそう言うとキッチンへと入りコーヒーを入れ始める。





クソガキ発言がとてつもなく気になるところだが特に否定も出来なくて俺は押し黙ることしかできない。





「あぁ、そうそう。葵。」


急にキッチンから話しかけられ少し戸惑いながら返事をする。





「なに。」



「俺さー3日後から出張いくから一人で留守番しててな。」



「へっ......」





出張、っていうことは西条いないのか?





「な、何日間?」



「3日間。」






そう言うと西条はコーヒーを入れたマグカップを持って出てくる。



三日間......




また、西条と離れるんだ.....













ストーリーメニュー

TOPTOPへ