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腹黒ドS王子の愛する人

第2章 好きって気持ち

秋夜side



「うーん...く...そや...ろ....ころ...す。」




隣から物騒な寝言が聞こえてくる。あの後ソファーでは辛いだろうと寝室に運んだはいいものの、こいつちゃんと食ってんのか?
めちゃくちゃ軽かったぞ。



しかめっ面ばっかしやがって。せっかく綺麗な顔してんだから笑えよ。




そう思いながら頬をいじる。



「うにっ....」





やばい、可愛い。

今まで女も男も何人も付き合ってきたけどここまで夢中になったのはこいつが初めてだ。





中々俺になびかないと思えば可愛く笑ったり。
猫みたいなやつだな。




それに、セックスで気持ち良くなったのもこいつが初めてだ。


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