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腹黒ドS王子の愛する人

第22章 秘書の恋人

俺が次に道場を訪れたのは一ヶ月後だった。







「せいやああああっ!!!」



バターンという音とともに友喜くんより一回りも大きい生徒が投げ飛ばされる。






「どうだ?友喜のやつ毎日サボらずにちゃんときてお前に教えられたとおりにやっとったぞ。」




師匠が不敵に笑い、俺の背中を叩く。





まじかよ、成長速度半端ない。





「お前も抜かれるかもなぁ!」




高らかに笑いながら俺の横をすり抜ける師匠は性格が悪い以外にない。









くっそむかつくあのじじい!





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