テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第1章 第一章

無造作に整えられた黒い髪。



深い黒に染まった瞳。


圧倒的風格を放つオーラ。


180は超えるであろう長身。









「さっさとそのきたねーもんしまってどっか失せろ。」






なんて冷たい声。


さっきまで優位にたっていた男達もすっかり顔が青ざめている。







「し、しつれいしましたっ...」






俺から離れて情けない顔で走り去って行く。








「おい。」



急な呼びかけに肩がビクっと反応する。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ