貴方が好きなんです!
第16章 真実を…
---------------------------
~涼介side~
俺は聖璽に背中を押された。
俺はいつも押されてるばかりだ。
萌笑夏と別れて安藤にも押されたばかりだ。
俺はそんだけ弱いってことなのかな……
いや…萌笑夏と付き合ったんだ。
付き合った限りちゃんと幸せにして守る義務がある。
だからそのために強くなるんだ!俺は!!
「涼介君!!」
誰かが俺を呼ぶ声が聞こえた。
誰だ…――?
俺「末葭…」
香「ねぇ!私と付き合ってるんだよね!!!?」
俺「いや…もうお前とは別れる…それにもう萌笑夏と付き合っている…」
香「へぇ…涼介君ってそういう人間だったんだね…これを萌笑に言ったらどう反応するかな…?どうする…?私と付き合う?」
は…?なに言ってるんだ…?
もうお前とは付き合わねーよ…
---------------------------