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☆幻想窓☆

第3章 某国の姫さん

わたしは某国の姫 テル。

月がキラメく真夜中

わたしは王国の外を飛び出した────

誰にも知られぬように

逃げるように夜道に出た。

月光でまわりがよく見える。

そのくらい月はきれいなの────

くらいくらい夜道を突っ走るテル。

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