テキストサイズ

☆幻想窓☆

第14章 気持ち悪いオジサンのメイドになりました❤

素直なところを見せてしまったのは
大間違いだったかしら…

浅葱に押さえられ、愛される中
そう思ったさりな。

「分かりました…私は貴方のメイド兼奴隷になりますわ…」

「さりな、ありがとう…」

「いえいえ…光栄です。歌を歌いたいくらいですわ…歌ってもよろしくて?」

「あぁ、かまわない…」

『素直から始まった奴隷生活…

あぁ、貴方に身を捧げると思うと幸せで仕方がありませんわ。

急に態度を変えて奴隷に変わった私

幸せです、わたし
浅葱様に身をお貸しするのが楽しみだわ

もっと愛して
出会ってまだ時間は経ってなくても

愛が深まる速度ははやいから…♪

素直になれてよかったわ

雇用ありがとう、浅葱……♪』


実はさりなはオペラが得意。
寝かせられても高音が出るのが自慢。

歌ったのは、貴方のためよ…。

「どうでしたか…浅葱様」
「美しい声だ…さりなのさえずりをいただきたいくらいだ」

「ありがとうございます…
貴方を幸せにするのが幸せです…」

「ふふ…さりなかわいい。ずっと幸せだ
ずっとそばに置きたい」

人形みたいに置いてくれたら
幸せです……

浅葱はさりなをお姫様だっこをして
自分の部屋に連れて行った。

「暗い人生に光をさしてくれたんだ、貴女は……」

愛を囁く浅葱様に嬉しさを感じる。

「これからも貴方のおそばでお仕えします…」

したい、させてください…

この奴隷は愛無き奴隷じゃない
愛のある意味のある奴隷……

浅葱様の身も心も満足させます
私は貴方の永久の奴隷でいます❤

             終

ストーリーメニュー

TOPTOPへ