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☆幻想窓☆

第7章 気持ち悪いお父さん②



ハンバーグを食べている時
チラリと父さんを見た。

ふつうに食べているようだ。
いやらしい目ではみていない。

それでいい。

あたしは早く
この狂愛の檻から解放されたいの。

終焉を迎えるのはいつだろうか
ずっと待ってるの…

お父さんは大人になるまで…と
言っていたけれど

あたしはおばあちゃんになるまで
愛されそう。
そんな気がして。

大人になっても
満たされなさそう…な感じ。

あたしはそんなことを思っている。

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