☆幻想窓☆
第9章 夕闇の踊り子
「えへ、じゃあ私は踊り子の道を歩むね!」
踊り子の花を咲かせろよ!
月詠長玲歩!
俺は応援してっから!
「がんばれよ!」
俺は男らしく
月詠長玲歩の部屋を去った。
華麗に。
俺は帰り道
月詠長玲歩の夢を思い浮かべてみた。
将来大スターになるんだろうな…とか
取材くるんじゃね?とか…
そんなことを思う
だって彼女は
高度な踊りと技術を持っていたから
にひひ、そんなことを考えていたよ
ありがとうね…
月詠長玲歩…
これからは夢の君じゃなくて
現実の君に会いたい。
夕闇の踊り子の…君に。
終