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第8章  アルバイト


それからは喫茶麒麟館の看板娘になるべく修行が始まった

まずはお皿洗いから
お掃除、片付け、ゴミ出し
注文のとり方
コーヒーのいれ方
紅茶のいれ方
等々

今更ながら
お母さんごめんなさい
もっとお手伝いして覚えておけば良かったっ
まったくなにもできない私を
マスターは優しく指導してくれた

ようやく形になった頃

季節は夏になっていた

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