テキストサイズ

第9章  夏休み突入


「どうした?」
軽く自己嫌悪に陥ってると
また覗きこむ先輩

「色んな人達に迷惑かけてるなって思って…」
シュンとなる

「アツシが悪いんだから
カナエちゃんは気にしないの」
今日のユウト先輩は本当に怒ってるなぁ
今度はアツシ先輩か

「え?
今度はオレ!?」
アツシ先輩も驚いてる

「そうだよ!?
よりによってタケルのおじいちゃんのお店紹介するってさ
バカなの?」
…ん?
なに?なんの話?

「なっ
ユウトが若い子が来ないお店知らないかって言ったからだろ
カナエがバイトするなんて言わなかった」
アツシ先輩まで熱くなったらケンカになっちゃうょ

って話がみえない
なんのことだろ?

「喫茶麒麟館のマスターは俺のおじいちゃんなんだ」
にっこり笑ってタケル先輩




「ええっ!?」
おじいちゃん!?
そうだったのぉーー!?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ