テキストサイズ

第10章  ユウト side 回想


激しい後悔はアツシにも襲ってきたらしく

自分のせいだと言っていた

違うって言ってやりたいけど…原因がわからないからなんともいえない

でも…これで終わりにはならないな
そんな確信があった

アツシには

いじめの原因が分かるまで
カナエちゃんから離れるように言った

火に油注ぐ可能性が高い

タケルは受験が大変だ
余計な心配させても仕方ない
このことは伏せておこう

僕は首謀者が
この事件がきっかけで
なんとなく正体が掴めた

なぜこんなことをするのか
理由はさっぱり分からなかったが…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ