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第3章  心


私の視線に気づいたアツシ先輩は
「ん?
お前…マジ大丈夫か?」
と、また心配そうに私を見つめる

「なになに?
カナエちゃん体調悪いの?」
心配そうなアツシ先輩の反応に
さすがのユウト先輩も声をかけてくれる

「あ
いやいや
体調じゃなくって
先輩達は受験大丈夫なのかな〜?って思って…」
と、心配そうに言ってみた

「あ」
なるほど、というように先輩達は顔を見あわせる

うまく方向転換できたな

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