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Beautiful Love

第6章 彼奴とまさかの同居生活




 ・・・い・・・い・・・おい、・・・おい!・・・


  「おい。馬鹿。」



  「ふぇっ!?」


 「ふぇ、じゃねーよ。御前何回呼んでも無視しただろーが。」


 嘘。全然気付かなかった…。


 「ご、御免。」


 「ったく、良いけどよ。・・・で、コンビニ着いたけど何か要るもんあるか?」



 え、コンビニ?あ、ほんとだ。ここコンビニの駐車場だ。



 「別に・・・、何もないと思う。大丈夫。」



 「ホントか?気ぃ使ってんじゃねーの?このコンビニ、学校から遠いから知り合い来ねぇと思うぞ?」



 このコンビニって、じゃあどこ?・・・あ、隣町っぽい。・・・けど、



 「ホントに大丈夫。」


 うん、ホントに欲しいものないし。


 「そっか。でも飲みもんだけ買い行くぞ。今日結構暑いし。何がいい?」



 「あ、それじゃ自分で払「いいから。何がいい?」」



 ・・・・・はい。


  「じゃあ、カフェオレ…。」


 「ん、了解。」



 ちゅっ。ーーバタン。




 「~~~~っ!!」



 ・・・あの野郎、運転席から乗り上げてまでキスして来やがったぞ、こら。

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