Beautiful Love
第6章 彼奴とまさかの同居生活
いや、高橋様!?そんな嘘っぱち通用する訳・・・
「左様でございましたか。大変申し訳御座いません。」
え、いいの!?
「俺しばらく家空けるから、防犯設備5で頼む。」
「畏まりました。ではどうぞ。」
ーーウイーーン
うわ、開いた・・・?
・・・ここ、どこ?日本?
マンションのロビーは、高級ホテルだった。
「おい、ぼさっとしてっと置いてくぞ。」
「あ、ごめ・・・。」
ふら~り~ふら~~・・・
「・・・おい、大丈夫か?」
「だいじょうぶ~~♪」
ちょっと思考回路が回らないだけ~♪
「ほら、行くぞ。」
高橋に引きずられて来たのは大きな玄関の前。
ーーピッーーータカハシユウトサマノニンショウヲカクニンシマシターーー
まさかの指紋認証式オートロック!?!?
・・・・・どこのセレブだよ。