Beautiful Love
第6章 彼奴とまさかの同居生活
・・・・・・なに、冗談じゃない感じ?
・・・綺麗な顔。長い睫をおろした高橋はモデル並のルックス。おろしてなくてもモデル並だけど。
「まだ?」
「無理。」
無理に決まってんじゃん。・・・でも。何でだろう、しても良いかなって言う自分がいる。
「ちんたらしてんな。早くしねぇと大人のキスかますぞ。」
う・・・それは勘弁。
・・・頬になら、いい・・・かな?
高橋の肩に手を添えてキスしようとする・・・けど!届かない。
「ね、ねぇ?」
「ん?」
そんな可愛い顔で聞き返さないでよ・・・。
「と・・・届かないから・・・っ。」
「ん、これで届く?」
高橋は私が届く高さに屈んだ・・・のはいいけど・・・!
セクシーな鎖骨がっ・・・!!
「早く、キス。」
う”~~!こうなったらしてやる!
高橋の襟元の服をギュッと掴んで、高橋の顔に唇を近づけた私は・・・
ーーーーーーーチュッ
そんな音を奏でて彼奴にキスをした。