DAYS
第42章 カオリ M×N
ベッドに下ろして見下ろすと、
潤んだ瞳が俺をじっと見ている。
見透かされているような視線。
俺の全てを知っているような。
ス隙間の全てが和で埋まっている。
でも、それも嫌いじゃない。
むしろそれが心地いい。
和の首筋に顔を埋めて、
舌先で優しくその筋をなぞる。
「ふっ、んんっ…。」
漏れる吐息が艶めかしくて、色っぽくて
体に熱が溜まってくる。
小さく体を震わせて、
必死に快感に耐えている。
「もっと気持ちよくなってね…。」
「ひゃあっ。」
服の端から手を忍ばせて、
もう形を持っている乳首を指で弾く。
その度に和の体が浮く。
ゆっくりと和の服を脱がせていけば、
白くきめの細かい肌が見える。
いつ見ても、何度見ても綺麗で
触れるのを躊躇うほど。
「そんなに見ないで…。」
恥ずかしいから…。
吐息混じりの声でそんな事を言われて、
理性なんてもんはぶっ飛んだ。
分かってんだよ?
和が自分の魅力を熟知していて、
俺がどうすれば興奮するのかも、
俺がどうすれば可愛いと思うのかも、
全部分かってるって。
でも、もう今更そんな事はどうでもいい。
好きだから。
そんな和も。そんな和が、結局好きだから。