
DAYS
第13章 愛のままに わがままに N×M
N side
「またイったの?」
イった衝撃で、俺のを口から離してる。
「だって、今日、変…。」
「潤がエロいからでしょ。」
蔑むような目で潤を見れば、
涙目で必死に首を横に振る。
やっと見れた。
瞳にいっぱいの涙を溜め込んで、
それを流すまいと唇を噛んで
耐えてる潤。
俺の心の奥で、何かがごそごそっと
動く感じ。
堪らなく何かが擽られる。
「違う。違うからぁ…あぅっ。」
「だってココ、凄いうねってるもん。」
ぐちゃぐちゃと、水音をたてる
潤のソコ。
「ああっ。や、あ、んんっ。」
「ちゃんと咥えろよ。」
「無理、ああっ、…んん!?」
潤が、喘ぎ声を上げて
口を開けた瞬間に押し込んだ。
俺のモノを迎えた口内は
熱くて、気を抜けばすぐにイきそう。
俺をイかせようと、
必死に舌を絡めてくる。
俺も負けじと、中の指を
ぐるんと中で回す。
離せばいいのに、咥えたまま
だから、声も出せてない。
キッと、こっちを睨みつけてる風
だけど、逆効果だから。それ。
誘ってるんでしょ?
潤はMだと思う。
一見、Sみたいに感じるけど
今もこんなに悦んでるし?
「んんぅ。はぁ、んっ。」
「んっ…。潤、偉いね。」
褒めてあげれば、嬉しそうな顔して
俺に微笑みかけてる。
その顔に、体がぶるっと震えた。
俺の体が反応したのを見ると、
ふっと眉を緩めてるのが見えて、
潤が笑ってるのが分かる。
すると、さっきよりもさらに激しく
舌を動かしてきて、俺を絶頂へと
導こうとする。
「…っ。は、もういいよ。」
半ば強引に腰を引いて、
潤の口から出る。
そびえ立ってる俺のを
名残惜しそうに見つめる潤。
「そんな顔しないの。
潤にはこれでいいよね?」
そう言って、入ってたままの指を
また動かし始めた。
「あ、あああ!やだ、ダメ…あっ。」
「まだイけるイける。」
潤のイイところだけを攻めたてる。
「ああ。ふぁっ。ダメぇぇ、…っ!」
体をビクつかせて、ベッドに
吐き出してる。
上半身は崩れ落ちてて…。
やっぱり潤は、変態だね。
