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DAYS

第16章 special 小説♡ 第1弾




S×A



S side



ベッドでの大人な時間。


お互いの体温が、寝室の気温を
上げるような。


そんな熱い夜。
雅紀と2人っきり。




「ねぇ。」
「んっ、なぁに。あっ。」


俺の下で、快感に顔を歪ませながらも
必死に笑顔を作ろうとしてる雅紀。








2人でゆっくりお風呂に入って。


湯冷めしないうちに
一緒のベッドで寄り添って。


広いベッドに、真ん中で2人って
すごい贅沢じゃない?



「あったかいね。」


俺の腕枕の中で、そう言って笑った
雅紀が可愛いすぎて。


ついキスをしたら、


「…それだけ?」


子犬みたいな瞳で
見つめてくるもんだから…。


ついつい長く、深いキスをする。


キスの間に、


「しょ、ちゃ…んぅ。ふぁ…っ。」


小さく体を震わせながら、
俺の名前を呼ぶ雅紀が可愛くって。


押し倒しちゃった。








「なんでそんなに可愛いの?」
「へ?あっ。ひゃぁっ。ん、
だってね。」
「ん…?」
「翔ちゃんがね、あっ。

大好きだから…だよっ。



翔、ちゃんが、させてっるの。」




殺す気か。
胸がきゅーーんってなったわ。


本当に何なんだろうね、
この可愛さは。



「あ、翔ちゃ、おっきくなった。」
「そりゃー、こんな雅紀見ちゃったら
堪んないで、しょっ。」
「あ、あああっ。」



どれだけ乱れたって、
一向にその可愛さは変わらなくて。


どれだけ欲で汚したって、
雅紀は綺麗なままで。


どんな色にも染まる。


真っ白なキャンパスみたいな雅紀。




「愛してる。」
「あっ。んんっ、俺も…。」


ぽろって、雅紀の瞳から流れた雫。



見惚れていたら、中の締め付けに
持っていかれちゃって。



「あ、中に…。」
「ふふ。翔ちゃんの、熱いね。」


そんな事、普通笑顔で言える!?


「もー…。」
「へ?ぁっ。」


中に入ったまんまの俺が
また反応してきちゃって。



「…いい?」


聞けば、恥ずかしそうに俯いて
こくん、と頷く。



俺色に染まって欲しくて、
何度も愛した夜。




-end-

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