DAYS
第29章 エメラルド O×S
「我慢してたもんって…。」
翔は、俯き加減で
ふるふると体を震わせている。
イったあとの、甘い余韻に
浸っているみたいだ。
それにしても、
すんごい体が跳ねてるんだよなぁ。
すんごい可愛い顔で言ってたけどさ。
そんなに我慢することって、
あるもんなのかな。
それもすぐにイっちゃうくらい。
日常生活ではない気もするんだけど…。
でも可愛いから…うーん。
そんなことを考えてたら、
不思議そうな顔をしていたのか、
翔が真っ赤な顔をして
「あのね…。」
そういうと、自分でスカートを
捲り上げた。
ガーターベルト見えるし。
イったからなのか、
パンツにも大きな染みが出来てるし。
しかも、何かブーブー振動してる
ものが見てる…
「え!?」
思わず声が裏返った。
「何でそんなん入れてんの!?」
心底びっくりした。
翔がずっと、びくんびくん跳ねてる
その意味がやっと理解できた。
「だってね、松潤が…。」
「それも松潤に貰ったの?」
もう今にも泣きそうな顔をして、
翔がこくんと頷く。
「『 これ、和には小さすぎて
満足できないみたいなんだけどさ。
翔さん、こういうの使ったこと
ないんでしょ?
じゃあ、きっと満足できるよ。』
って、メイド服と一緒に
渡された…。」
とうとう堪えきれなかった涙が、
翔の目から零れてく。
…松潤、ナイス…!
ニノのイメージがどんどん変わるけど。