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DAYS

第29章 エメラルド O×S








「今日の翔は、一段と可愛いね。」


飛びっきりの笑顔をそえて、
まっすぐ瞳を捕らえて言えば、


「…やだぁ…。」


思ってた通りの反応をしてくれる。


いや、でも今日はそれ以上かも。

だって、体を震わせながらさ、
涙ボロボロ零して言ってんの。


「ね、智くんっ。」
「ご主人様、でしょ?」
「っ!

…ご、ご主人さまぁ…。」
「んー?どうしたの?」


焦らすように、あくまでゆっくりと、
余裕のある風の口調を意識する。

ホントは余裕なんて、1ミリもない。


「お願、イかせて、くださ…いっ。」
「え?
翔、さっきイったでしょ?」


そう聞くと、ふるふると
首を横に振る。


「ご主人様ので、イきたいっ。」


そういうと、もう完勃ちの俺のモノを
掴むと、ナカへ挿れようとする。


その手を取って、制すると

「な、んでぇ…っ。」


イヤイヤと、子供のように
駄々をこねる。


こんな翔、初めて見た。

いつもどこか、翔には余裕があって。
俺ばっかりが求めてるのかと思ってた。

俺が組み敷いてるのに、
俺が翻弄されてばかりで。


だけど、今日はすごいんだよ。

翔がこんなに乱れてるんだもん。
しかもメイド姿で。


これはもう、とことんやるしかない。


「ちゃーんと、お願い出来たら
翔の欲しいもの何でもあげる。」
「無理、できなっ。」
「じゃあ、諦める?」


自分のモノをパンツの中に
突っ込もうとすると、


「やだっ。ちゃんと、言うから…。

さと、ご主人様の大きいの、
俺のナカにくださいっ。」


最後は、涙をこぼしながら言うもんだから、
我慢できる訳がない。


「いい子には、

いーっぱいご褒美あげるからね。」

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