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DAYS

第40章 ホント ノ ホント M×N




N side


俺の恋人は、はっきり言って変態だ。

いや、はっきり言わなくても変態だ。


それを本人は隠そうとしないし、
むしろ全力で肯定してくる。

凄く嬉しそうな笑顔で。


この前は、雑誌の撮影だってのに
ケツに玩具を突っ込んだまま撮影したし。

鍵の空いた楽屋で、危ないことするし。

局のトイレ、なんて日常茶飯事。

潤くんだけのメイドにだってなったし、
花魁もした、新妻も、幼稚園児だって。


だけど、結局そんな潤くんを
俺は許してしまってる。

どんな事されたって、好きって気持ちには
敵わなくて、結局許してしまう。

もうむしろ、ワクワクしてる自分もいる。


俺の方がもう、変態、なのかもしれない。

そんな俺をも潤くんは好きだっていうから
もうこれが俺たちなのかなって諦めてる。


仕方がない。

こんな人を好きになったんだし、
潤くんも俺を好きになってくれたんだから。

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