テキストサイズ

DAYS

第40章 ホント ノ ホント M×N





バレたあとが大変だった。


反応して熱い体を散々焦らされて、
もう我慢出来ないって頃に

「あ、時間だ。起きないとね。」

って、そそくさと風呂場へ直行。


熱を持て余してる俺を引っ張って、
シャワーを浴びさせる。

体洗ってあげるよ、なんて言ってきて
柔らかいタッチで触ってくる。


そんな事をされたら、堪ったもんじゃ
無いわけで。

あんだけ散々焦らされてんのに、
その上まだ焦らされてる。


イきたい、イきたい、イきたい…。

頭の中を、そんな欲ばかりが巡って
余計に昂ってくる体。

そんな俺を、クスっと潤くんは笑う。


「ちゃんと洗ってあげるね?」
「あああっ!」


後ろに指を回されて、
少しの違和感と強烈な快感と共に指が入った。

それだけでイキそうになったとことで、
俺のものの根元を締め付ける潤くん。


「な、んでぇっ…。」
「後ろ、綺麗にしてるだけでしょ?」


朝からイったら仕事になんないよーって
笑ってる。

こんの、ドSの鬼が。


結局俺がイかせてもらうことはなくて、
根元を押さえられたまま。


…かと思えば、どこから取り出したのか
手には怪しいもの。

嫌な予感がした。

そして、こういう時の俺の予感は
怖いくらいに当たる。


「今日はこれをつけて、仕事しよっか。」


ニヤッと笑った潤くんが悪魔に見えた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ