
襲われちゃう女の子
第1章 彼氏の友達
どうしよう、健一だ。
お互い顔を見合わせて驚く。
「おーい、牧原いんの?」
「……うん、どうしたの?」
え、返事するの?この状況で?
何を考えているのか分からない牧原くんを見つめる。
「お腹痛いの?」
「あー、うん、そう」
「そっか、無理すんなよ」
どうやら帰ってこない牧原くんのことを心配してきたらしい。健一はああ見えて結構回りが見えてる。
牧原くんに口を塞がれながらどんどん冷静になっていく。私、何やってるんだろう。
と、
「あ、牧原、つーちゃん知らね?」
「っ……」
健一が私の名前を出した。
ビクッと体を震わせると牧原くんの視線がこっちに向いた気がした。
「つーちゃんも戻ってこないんだよ。携帯も出ねぇし」
「……」
牧原くんがなんて答えるのかと心配していると何を思ったのか、私のナカで彼のモノがもぞめぞと動き始めた。
そしてゆるゆると奥を突き始めたのだ。
「んんん、ん~!」
口を塞がれているから声は出ないが後ろに健一がいるということもあり、普通よりも刺激が体に走る。
「ちょっと気分悪いからそこらへん歩いてくるって」
「え、こんな夜遅くに一人で?危ないじゃん」
「そうだね、早く行ってあげたら?」
「そうする!ありがとな!」
健一は牧原くんの嘘にころっと騙され慌てたようにトイレを出ていった。
ドアが閉まるのを確認した牧原くんは私の口元から手を離した。
「最低……」
「最低、ね。彼氏以外の男にこうやって揺すられてるつぐみちゃんの方が最低じゃない?」
「っ……あ、あああっ……」
牧原くんが私の腰を掴んで出し入れをし始める。
「ラストスパートいく?」
牧原くんが悪魔のように囁いた。
