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確かにこんな気持ちいいセックス初めてだった。
もっとシたいと体が彼を求めてしまっている。


「裕翔は自慢の弟だけど、淫乱な楓には俺がぴったりだと思うよ」

「っ……でもっ」

「駄目？じゃあもうここで終わりだよ」


そう言って彼は腰の動きを止める。
イキそうになっていた私にとってここで止められるのは酷以外のなんでもなかった。

そんなのずるい。

これを拒むなんてどんな女の人でも無理だ。


「どうするの？」

「あっ……」


一瞬先輩の顔が脳裏に浮かんだ。
だけど今の私は目の前の快感を優先してしまう。


「……して」

「ん？」

「続き、してっ……」

「……それって裕翔と別れて俺と付き合うってことでいい？」


彼の言葉に頷くとクスリと喉で笑われたのを感じた。


「本当、淫乱すぎ」

「ぁああぁん！」


動きを再開し始めた宗介さんの激しい律動に私は声を挙げてイッてしまった。
それなのに彼は腰の動きを止めることなく、更に私を攻める。


「ぁああっ、ダメェ…イッた、のにっ……！」

「まだまだ、ほら頑張って」


パンパンパンッ

お尻を叩かれる度に痛さではなく快感が私を襲う。