
襲われちゃう女の子
第1章 彼氏の友達
私のナカから指が抜ける。
「イッちゃったね」
「っ……」
牧原くんのその言葉に顔を熱くした私は彼の手を払い除けて服を整え直すと「ちょっとお手洗い行ってくる!」と席を外した。
冷静になった頭で牧原くんにされたことを思い出す。
いや、何されてんの!?普通に考えておかしいよね!?だってあんなところで最後イッちゃっ……
「(最悪最悪最悪!)」
お手洗いに向かっている途中も下着が気が気じゃなかった。びっしょりと濡れた下着がへばりついて気持ちが悪い。歩く度ねちょねちょと音がする。
健一が前にいたのに……
「気持ち悪い……」
スカートの上からそこを押さえる。
だけど、気持ち悪かったのに私は達してしまった。
牧原くんに指を入れられてクリを触られて、ナカを沢山擦られた私の体はその快感を全部受けてしまった。
気持ちよかった。
「(どうしよう)」
戻りたくない。
と、
「つぐみちゃん大丈夫?」
耳元でさっきと同じように囁く人。
私は咄嗟に距離を離すと驚いた顔で彼を見た。
「牧原くん……」
立っていると彼の身長の高さが良く分かった。
「疲れちゃった?」
そう、へらりと笑ったその男に腹が立った。
