
襲われちゃう女の子
第5章 敏感な体で
「斎藤さん、この書類のコピー頼めるかな」
上司の男性から手渡されたそれを受け取って「分かりました」と返事をすると私は腰を上げてコピー機へと向かった。
今こうして会社の女性制服に身を包み、事務の仕事に励んでいる斎藤奈々の私はどこからどう見てもOLであった。
実は17歳の現役高校生は真っ赤な嘘で、本当は成人済みの21歳なんてバレたらどうしよう。
「(高校の頃の制服着てたら結構騙される人多いんだよな)」
昔から童顔だと言われてきたからまさかと思ったら意外と通るものだから吃驚する。
しかし何故そのような格好をしているかというとただ21歳と名乗るよりも制服を着て17歳と嘘をつく方が男性の反応がすこぶるいいことに気が付いたから。
やっぱり女子高校生とヤるとなると向こうも俄然やる気が出るらしい。
なので私はいつも金曜日の夜、会社から帰った後制服に着替えてホテル街へと向かう。
まぁ21歳もなかなかに若いと思うけどね。けど高校生の方がセックス激しい気がするんだよなぁ。
この格好をしてから当たりばかりな気がする。
そして今日はそんな金曜日。早く帰って誰かと身を重ねたい。
