
ペットではなく家族です。
第7章 葉子の場合
留美「良かった、やっとその気になって
くれて」
寛一「えっと、でも私は…」
留美「胸、触って」
寛一「あ」
手を引かれ
直に触れてしまった寛一
留美が言った通り見た目に変化はなく
本当に乳癌なのかと
疑う程だった
留美「ねぇ触って」
寛一「…でも」
留美「大丈夫、触ったり揉んだりしても
別に癌は進行しないし、それに…」
寛一「?」
留美「覚えておきたいの、男性に触られ
る感触、快楽を」
寛一「でもそれは私じゃなくて恋人とか
好きな人とか」
留美「今現在、恋人も好きな人もいない
気になる人はいるけど」
寛一「えっ、私?」
留美「さあね」
寛一「あっ!!ちょっ…」
留美「…」
留美は寛一の手に自分の手を重ねると
下から持ち上げるようにし
自らの胸を揉んだ
手の甲で留美の手の温かさを感じながら
手の平は留美の胸の柔らかさ
鼓動を感じ…
留美「ドキドキしてる…」
寛一「!!」
留美「緊張してる」
寛一「留美さ、ンッ!!んんっ…」
留美「ンッ、ぁ、ンんッ…」
強引にキスされた
