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朱美「お礼が済んだならもういいでしょ
う…自分の家に帰ったら」

カラス「誰があれで終わったって言った
俺様のお礼はまだ」

朱美「！！」

カラス「終わってないよ」

朱美「終わっ…てないって…でも」

カラス「…」

朱美「ぁ…っ…やぁ…」


朱美を抱きしめ
体に触れてきた俺様君

義父のせいで男の人に触られただけで
気持ち悪くて吐きそうなのに
そんな事されたら…


朱美「ぅつ、ぅう…」

カラス「何」

朱美「気持ち…悪…っ…うぇぇ…」

カラス「おいっ！！」


拒絶反応で堪らず
その場で吐いてしまった朱美

でも胃は空っぽだから出るのは胃液だけ
だけどそれが逆に辛く
気持ち悪くて…


朱美「ゴホッゴホッ…ケホッ…」

カラス「大丈夫か？」

朱美「…ッ」

カラス「どうしたんだよ！？」

朱美「…悪いけど…ちょっと一人にして
気持ち悪い…」

カラス「でもお前」

朱美「…いいっ…から…出てって…」

カラス「…わかった」

朱美「…」